【アグリコラ】《動物好き》について考えてみる

日々BGA(ボードゲームアリーナ)でアグリコラを遊んでいるアマカンと申します。
今日の対戦で活躍した《動物好き》についてゆるりと考えてみます。

基本情報

《動物好き》Pet Lover

職業[3+]

家畜ちょうど1のある累積スペースを使用するたび、家畜をそこに残して、代わりに共通のストックから同種の家畜1を得る。さらに、食料3と小麦1も得る。

デッキ:Dデッキ

個人的カード評価

 評価:8(10段階評価)

序盤から終盤まで無駄なく使える食料補助カードです。使い方もシンプルなので、アグリコラ初心者の方には特におすすめ。

爆発的に点数が伸びるというカードではありませんが、このカード単体で堅実な活躍を見せるため、出さずに手札で腐ることは少ない優秀な1枚、という印象です。

※評価は、BGA(ボードゲームアリーナ)の2022年2月現在のアリーナ戦のルールを基準にしています。

  • リバイズドエディション
  • 4人戦
  • 追加アクションスペースなし(ちょっと子供が欲しい/家畜市場 がない)
  • ABCDデッキ
  • ドラフト:職業進歩同時・8枚

楽しいところ

ご飯が楽になる!

食料3、小麦1、動物1の全てが手に入るので、直近の収穫を乗り越えつつも食料基盤を作る足掛かりも順調に作っていくことができます。

もし何も大進歩を持っておらず、動物を逃して小麦を生で食べたとしても、1手で4飯。十分。

ご飯が楽なゲームではプレイングに余裕が生まれるのがいいですね。

インフレ場になる!

使うたびに食料3、小麦1、動物1が世界に生み出されるので、ボード上の食料と動物の取り合いが少なくなります。(少ない手数でより多くの食料が手に入るため)

さらに食料が楽になることによって家族を増やしやすくもなり、結果として全員の点数が高得点になりやすいです。

高得点でゲームを終われると楽しいですね。

使い方を考えてみる

どのタイミングで出す?

ステージ1で出して、ステージ1の羊1で起動 

が恩恵が大きいと思います。

理由

<理由①>「羊1」というマイナーアクションを強化することによって、ステージ1の無駄を減らせる

※(ゲーム中の自分の思考を言語化するとしたらおそらくこう考えているんじゃないかな、こうゆう理屈でなら強みを活かせるな、くらいの後付けの理由です。)

拡大再生産において序盤の1手の価値は高いのですが、他プレイヤーとのバッティングがある以上、ステージ1の8手すべてで入りたいアクションに入るというのは非常に難しいことです。

「今いらないけど他に美味しいアクションないしとりあえずレンガ2取っとくか...」
「今いらないけどとりあえず畑でも耕しとくか...」
「後で漁行くけど畑補助はあるし、...日雇い行くの?まじ?」

みたいな状況はよくあります。

そんな中、「日雇い」や「1匹しか累積していない羊」といった、競争率が低いアクションスペース、
いわゆる「マイナーアクション」が存在します。

このマイナーアクションを強化することで、ステージ1の美味しくないアクション(木2やレンガ2)を減らして点数を底上げできるとともに、ドラフト中においても予測を立てやすくなるというメリットがあると思っています。

ステージ1でのアクションをドラフト中にイメージできるかでその後のゲームの展開が全然違うので、予測の立てやすさは結構重要です。

という考えのもとこのカードを見てみると、
“ステージ1の2手” を使って “羊1小麦1食料3” を得るのは、十分許容範囲だと思います。
(2手:《動物好き》を出す1手+羊アクションの1手)

ドラフト中のイメージでは、

「増築を目指すなら、5手で木5、葦1、小麦1、羊1は取れて食料も足りそう」

くらいには考えておくことができるので、それに合わせてドラフトのカードを選ぶ基準にできたりします。

<理由②> ステージ2以降で《動物好き》を出す1手の代わりに、美味しい累積資材を取れる

これはステージ1から起動できるマイナーアクション強化系に共通して言えるメリットだと思います

「家族を増やさなきゃ!でもご飯がきつい!」となりがちなステージ2〜3で、職業を出す1手というのは優先度が下がりがちです。
というのも、他のプレイヤーも増築・増員・食料のために手数を割くので、資材の累積が美味しくなっていて職業出すより資材取った方がいいじゃん、となってしまうケースが多い。。。

そこでステージ1で《動物好き》が出ていると、その職業を出すはずだった1手は資材を取るために回すことができます。

ステージ1の”木2″”レンガ2″を失う代わりに、ステージ2、3の”木4″”レンガ4″を取ることができるというイメージ。資材数で見ればおトクになっております。

また、「動物1にさえ入れれば食料が足りる」という状況を作り出せるので、安心して家族を増やすことができると思います。

以上の理由から、ステージ1で出して、ステージ1の羊1で起動 の恩恵が大きいと考えます。

動物を食べる? パンを食べる?

パンを焼くのは手数がかかる(「パンを焼く」のアクションをする必要がある)ので、基本はかまど・調理場で動物を食べる方が楽だと思います。

パン焼きで食べていくのは、手札にパン焼き+畑補助があって、かつ暖炉が中盤以降に取れそうな時くらいに考えておいても良さそう。

また、かまどを優先して取りに行かなくても、このカードで得られる3飯と、漁や小劇場の拾い飯でステージ3まで食い繋ぐことができてしまいます。

「そろそろご飯がきついなあ…」と思った時点で余っている大進歩を取りに行くくらいでも十分間に合うので、家族を増やすためのアクションや、牧場を作るための木材アクションを優先できるというのがこのカードの強みかもしれません。

プレイングは?

単体で堅実なカード全般に言えることなのですが、

基本に忠実に、他プレイヤーより早く手数を増やす

が一番マッチする戦略だと思います。

「最速で増築して増員する」という基本戦術を壊さない手数で食料をサポートしてくれます。

相性が良いカードを考えてみる

《家畜追い》(動物アクション強化系)

職業

累積スペース「羊市場」「猪市場」「牛市場」のいずれかを使うたびに、食料1を支払えば同じ種類の家畜がもう1頭手に入る。

同じアクションスペースで起動できるカードと組み合わせるのはシンプルに強いです。
《家畜追い》+《動物好き》の組み合わせだと、1手で得られるのは…

家畜2+小麦1+食料2!

お互いのデメリットを打ち消しあって激強アクションになります。しかもマイナーアクションなので初手で行かなくても大丈夫。ありがたい。

《家畜追い》は、動物をつがいで取れるのが強みのカードですが、単体で使うと意外と食料がキツくてあまり起動できないイメージ。(私だけかも)

《動物好き》は、2ラウンド連続で同じ家畜のアクションスペースで起動することができないので、繁殖させるのは遅れてしまいがち。

組み合わせることで、これらのデメリットを打ち消すことができます。
おまけのように小麦ももらえるので農場内が充実します。うれしい。

《小牧場》(柵補助・動物を飼えるカード)

小さい進歩
コスト食料2

すぐに柵で囲んで1マスの牧場を作る。この柵は木材を支払わなくてよい。(すでに牧場があれば、その牧場に隣接して作らなければならない。)このカードは自分の前に置かず、左隣のプレイヤーの手札に入れる。

ステージ2で2回目の起動をする場合、2匹目の羊は逃してしまっても全然いいんですが、先に複数の動物を飼うスペースを確保しておくに越したことはありません。

羊を2回取るにしても羊猪を取る場合にしても2頭目の動物を逃さずに済みますし、繁殖体制を作ることで中盤以降の食料基盤にすることができます。

ステージ2の時点で軽減なしで牧場を作るのは4人目の家族を増やすのが遅れてしまうケースが多いと思いますが、1枚のカードで複数の家畜を飼う状況にできるのであれば恩恵の方が大きいと思います。

ステージ1のスタプ材としても使える《小牧場》であれば、葦石飯に2回行くことのハードルも下がるので増築争いにも強く出られそうです。

増築のついでに厩2を建てるのもいいですね。

同様の理由で《調教師》や《家畜の餌係》も活かせると思います。

まとめ

アグリコラの職業《動物好き》について考えてみました。

  • ご飯が楽になって、農場が充実しやすい
  • マイナーアクション強化によって、序盤のプランが立てやすい
  • 堅実な活躍を見せるが、爆発力には欠ける

農場が充実しやすいので初心者の方にもおすすめの職業だと思います。

それでは皆さま、良き農業ライフを。

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